銀川でおすすめの見どころとホテル/レストランなどの旅情報

★★★★★=”全国的に考えても”絶対おすすめ・すばらしい・必見

★★★=絶対おすすめ・すばらしい・必見

★★=まあまあおすすめ・わるくない

★=人によっては行ってもいいかも・普通

▲=詳細不明

 

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寧夏回族自治区/宁夏回族自治区/Ningxia Hui Autonomous Region

銀川(インチュアン)/银川/Yinchuan

高廟保安寺@中衛

そもそもシルクロードの回廊がある甘粛省と草原と砂漠がきれいな内モンゴル自治区の間に位置している寧夏回族自治区は、とてもサイズが小さく影もかなり薄い。その寧夏回族自治区の省府である銀川はそれなりに発展したまあまあ大きな都市。回族自治区というだけあって、イスラム教徒が大部分の回族も多く居住している。銀川市内にはモスクもあり、そこではイスラム教のお祈りが行われている。ミドルキングダムの多様な一面を目の当たりにすることができる場所だ。また、郊外には古代の王国や遺跡、黄河や砂漠などの自然もある。銀川はまだまだメジャーな観光地ではなく、実際特別おすすめできるものもないが、興味深い発見ができる場所かもしれない。

 

おすすめの見どころ

銀川の冒険マップ

 

★★西夏王陵

 

■どんな場所/感想

銀川周辺に1038-1227年まで存在していた西夏という王国の王族などのお墓がある場所。建設当時は仏閣のような立派な建物などがあったらしいが、今はその内側にあった中身の土の部分しか残っていない。広大な敷地内には多くのお墓跡があり、その背後には険しい山も見える。しかし、今となってはただの土の塊と土塁などにしか見えず、特におもしろいことはない。また、遺跡を目の前で見学できる場所は非常に限られており、実際にお墓跡まで行っても写真で見たもの以上の何かがあるわけではない。そういった意味ではかなり残念な場所だった。ただ、お墓跡に行く前にある博物館はけっこう見応えのあるものもありわるくない。西夏王陵は銀川に来たら絶対に見逃せないものとされているが、あまり興味がないのであればおすすめできない。

■オープン時間

5月-10月上旬=8:00-18:30、10月中旬-4月=9:00-17:00

*所要滞在時間の目安=2時間くらい

■料金

95元(入場料=75元+電動カート=20元)

*電動カートは必須のよう

■行き方

4月20日-10月20日の間は、銀川市内の新月広場から西夏王陵まで直通で行く「遊1」(=旅游专线一号线)というバスが運行している。新月広場からの出発時間は、9:00と9:30。片道約40分くらいで8元。西夏王陵から新月広場へ戻ってくるのにも、同じバス「遊1」が1日2便ある。西夏王陵からの出発時間は13:30と14:00。西夏王陵の駐車場にはタクシーも多く止まっているので、値段はけっこう張りそうだがタクシーで帰ってくることも可能。

また、旅行会社が運営している直通バスもある。使いやすそうなのは、「宁夏旅游景区直通车」というバス。銀川から西夏王陵など郊外にある主要観光地への直通バスを運営している。このバスに乗るには、銀川駅(银川火车站)前にある「旅游集散中心」という場所でチケットが買える。チケットは往復30元。バスの乗車場所は、新月広場か銀川駅前にある「旅游集散中心」か選べる。新月広場から銀川駅を経由して西夏王陵へ行くバスの出発時間は、8:00 と9:00。西夏王陵から銀川駅、新月広場と戻ってくるバスの出発時間は14:00。繁忙期でなければ、朝バスの出発時間前に乗車場所へと行ってもその場でチケットが買えるはず。繁忙期であれば、事前にチケットを買っておいた方が良い。また、Wechat payやAlipayなどのネット決済を使えて中国語もある程度わかる人は、Wechatで「宁夏旅游景区直通车」の公式アカウントにアクセスすると、ネットで直接チケットを購入できる(バスの予定や時間なども確認できる)。

路線バス:101Aで終点の「西夏广场公交首末站」まで行き、そこからタクシーで5kmくらい先の西夏王陵行くことも可能。バスは1元でタクシーは10元くらいが目安。銀川市内へ戻る直通バスを逃しても、同じ方法で帰ることもできる。

■その他

▷大体14時以降は銀川市内へと帰ってくるバスがほぼなくなってしまうので、なるべく朝早くに行くようにした方が楽

▷一番効率の良い回り方は、早朝のバスで西夏王陵へと行き、昼に西夏王陵から镇北堡西部影城へと行き、その後に镇北堡西部影城から賀蘭山岩画へと行き、賀蘭山岩画から銀川駅か新月広場に戻ってくるパターン。「宁夏旅游景区直通车」には全てが上手くつながるようにバスがある。バスの予定や時間などは「宁夏旅游景区直通车」のWechat公式アカウントかチケット売り場で確認できる。

▷タクシーをチャーターするなら、同じ方向にある西夏王陵、镇北堡西部影城、賀蘭山岩画にまとめていくのがおすすめ

 

★★镇北堡西部影城

出典:https://www.tuniu.com/tour/210107599

 

■どんな場所/感想

明代長城の要塞跡に映画を撮影するために作られた映画村的な場所。いくつかの人気映画がここで撮影されたこともあり、この場所も人気の観光地になったらしい。地元の人曰く、銀川で絶対に行くべき場所のひとつらしい。ミドルキングダム西部や古代を題材にした映画の撮影にはかなり良い場所らしい。そのような場所に興味があればおすすめかも!

■オープン時間

4月16日-10月15日=8:00-18:00、10月16日-4月15日=9:00-17:30

■料金

80元

■行き方

4月20日-10月20日の間は、銀川市内の新月広場から镇北堡西部影城まで直通で行く「遊3」(=旅游专线三号线)というバスが運行している。新月広場からの出発時間は、9:00。片道約50分くらい?。西夏王陵から新月広場へ戻ってくるのにも、同じバス「遊3」が1日1便ある。镇北堡西部影城からの出発時間は14:00。

また、旅行会社が運営している直通バスもある。使いやすそうなのは、「宁夏旅游景区直通车」というバス。銀川から郊外にある主要観光地への直通バスを運営している。このバスに乗るには、銀川駅(银川火车站)前にある「旅游集散中心」という場所でチケットが買える。チケットは往復30元。バスの乗車場所は、新月広場か銀川駅前にある「旅游集散中心」か選べる。新月広場から銀川駅を経由して镇北堡西部影城へ行くバスの出発時間は、8:00 、9:00、10:00、12:30。镇北堡西部影城から銀川駅、新月広場と戻ってくるバスの出発時間は14:00、16:00、17:00、18:30。繁忙期でなければ、バスの出発時間前に乗車場所へと行ってもその場でチケットが買えるはず。繁忙期であれば、事前にチケットを買っておいた方が良い。また、Wechat payやAlipayなどのネット決済を使えて中国語もある程度わかる人は、Wechatで「宁夏旅游景区直通车」の公式アカウントにアクセスすると、ネットで直接チケットを購入できる(バスの予定や時間なども確認できる)。

*同じバスが贺兰山岩画や贺兰山国家森林公園にも行くので、上手く乗りこなせば1日で全部の場所を回れることも可能(むしろ効率的にそうすべき)。

*一番効率が良いのは、早朝のバスで西夏王陵へと行き、昼に西夏王陵から镇北堡西部影城へと行き、その後に镇北堡西部影城から賀蘭山岩画へと行き、賀蘭山岩画から銀川駅か新月広場に戻ってくるパターン。「宁夏旅游景区直通车」には全ては上手くつながるようにバスがある。バスの予定や時間などは「宁夏旅游景区直通车」のWechat公式アカウントかチケット売り場で確認できる。

■その他

▷タクシーをチャーターするなら、同じ方向にある西夏王陵、镇北堡西部影城、賀蘭山岩画にまとめていくのがおすすめ

 

★★銀川南関清大寺(银川南关清真大寺)

 

■どんな場所/感想

銀川市の中心部にある大型で立派なモスク。寧夏回族自治区というだけあって、回族などのイスラム教徒が集まりお祈りをしている。観光客はモスク内のお祈りをする場所には入れないが、それ以外の場所は見学できる。モスクは本場のモスクのようなしっかりとした雰囲気で作られている。また、モスクの周辺にはイスラム教徒向けのレストランなどもある。ミドルキングダムの多様性を見るにはおもしろい場所。

■オープン時間

8:00-17:00(実際は日没あたりまで空いている)

*所要滞在時間の目安=なし

■料金

無料

■行き方

路線バス:12、20、28、29、43、102路バスなどで「南关清真寺站」バス停

■その他

▷夜にはライトアップがある

 

▲賀蘭山岩画(贺兰山岩画)

出典:https://you.ctrip.com/sight/helan2119/8821-dianping.html

 

■どんな場所/感想

古代の人々が谷の岩に残した画を見られる場所。画にはヒトや動物など様々な種類のものがあるらしい。ただの良くわからない昔の画と言ってしまえばそれまでだが、このような考古学的な発見に興味がある人にとってはおもしろいかもしれない。

■オープン時間

9:00-18:30

■料金

70元

■行き方

4月20日-10月20日の間は、銀川市内の新月広場から賀蘭山岩画まで直通で行く「遊2」(=旅游专线二号线)というバスが運行している。新月広場からの出発時間は、8:00と9:00。賀蘭山岩画から新月広場へ戻ってくるのにも、同じバス「遊2」が1日2便ある。賀蘭山岩画からの出発時間は15:00と15:30。

また、旅行会社が運営している直通バスもある。使いやすそうなのは、「宁夏旅游景区直通车」というバス。銀川から郊外にある主要観光地への直通バスを運営している。このバスに乗るには、銀川駅(银川火车站)前にある「旅游集散中心」という場所でチケットが買える。チケットは往復30元。バスの乗車場所は、新月広場か銀川駅前にある「旅游集散中心」か選べる。新月広場から銀川駅を経由して賀蘭山岩画へ行くバスの出発時間は、8:00 、9:00、10:00、12:30。賀蘭山岩画から銀川駅、新月広場と戻ってくるバスの出発時間は13:30、15:30、16:30、18:00。繁忙期でなければ、バスの出発時間前に乗車場所へと行ってもその場でチケットが買えるはず。繁忙期であれば、事前にチケットを買っておいた方が良い。また、Wechat payやAlipayなどのネット決済を使えて中国語もある程度わかる人は、Wechatで「宁夏旅游景区直通车」の公式アカウントにアクセスすると、ネットで直接チケットを購入できる(バスの予定や時間なども確認できる)。

*同じバスが镇北堡西部影城や賀蘭山国家森林公園にも行くので、上手く乗りこなせば1日で全部の場所を回れることも可能(むしろ効率的にそうすべき)。

*一番効率が良いのは、早朝のバスで西夏王陵へと行き、昼に西夏王陵から镇北堡西部影城へと行き、その後に镇北堡西部影城から賀蘭山岩画へと行き、賀蘭山岩画から銀川駅か新月広場に戻ってくるパターン。「宁夏旅游景区直通车」には全ては上手くつながるようにバスがある。バスの予定や時間などは「宁夏旅游景区直通车」のWechat公式アカウントかチケット売り場で確認できる。

■その他

▷岩画には興味あるが賀蘭山岩画までは行きたくないという場合、寧夏博物館の中にもけっこう岩画が展示されているので、そちらを見るという手もある

▷タクシーをチャーターするなら、同じ方向にある西夏王陵、镇北堡西部影城、賀蘭山岩画にまとめていくのがおすすめ

 

▲水洞溝遺跡(水洞沟遗迹)

出典:http://travel.qunar.com/p-oi713848-ningxiashuidonggoulu:

 

■どんな場所/感想

旧石器時代の遺跡がある場所で、明時代の万里の長城も残っている場所。遺跡内は歩き回ったりラクダに乗ったりすることができるらしい。

■オープン時間

8:00-17:00

*11月-3月の間は湖の凍結などで開園しないこともあるらしいので、冬に行く場合は要確認

■料金

60元

■行き方

旅行会社が運営している直通バスを使う。使いやすそうなのは、「宁夏旅游景区直通车」というバス。銀川から郊外にある主要観光地への直通バスを運営している。このバスに乗るには、銀川駅(银川火车站)前にある「旅游集散中心」という場所でチケットが買える。チケットは往復30元。バスの乗車場所は、銀川駅前にある「旅游集散中心」か新月広場か選べる。銀川駅から新月広場を経由して水洞沟遗迹へ行くバスの出発時間は9:30。水洞沟遗迹から新月広場、銀川駅と戻ってくるバスの出発時間は17:00。繁忙期でなければ、バスの出発時間前に乗車場所へと行ってもその場でチケットが買えるはず。繁忙期であれば、事前にチケットを買っておいた方が良い。また、Wechat payやAlipayなどのネット決済を使えて中国語もある程度わかる人は、Wechatで「宁夏旅游景区直通车」の公式アカウントにアクセスすると、ネットで直接チケットを購入できる(バスの予定や時間なども確認できる)。

また、銀川旅行バスターミナル(银川旅游汽车站)からも水洞沟遗迹への直通バスがあるらしいが不確か。バスターミナルからの出発時間は8:30と14:30で、片道12元くらいらしい。

 

▲沙湖

出典:http://www.toptour.cn/detail/info85132_page2.htm

 

■どんな場所/感想

銀川市の郊外にある砂丘に囲まれた広大な湖が見られるエリア。ラクダ乗りや水族館などの施設もありレジャー地化しているらしい。

■オープン時間

4月中旬-10月中旬=8:00-18:30、10月下旬-4月上旬=8:30-17:00

*所要滞在時間の目安=なし

■料金

無料

■行き方

4月20日-10月20日の間は、銀川旅行バスターミナル(银川旅游汽车站)から沙湖まで行くバスがある。出発時間は8:00から10:30の間に30分おきらしい。帰りのバスは13:00-18:00の間にあり。片道約1時間で15元。

銀川の旅行会社が運営している直通バスを使うのも便利。使いやすそうなのは、「宁夏旅游景区直通车」というバス。銀川から郊外にある主要観光地への直通バスを運営している。このバスに乗るには、銀川駅(银川火车站)前にある「旅游集散中心」という場所でチケットが買える。チケットは往復40元。バスの乗車場所は、新月広場か銀川駅前にある「旅游集散中心」か選べる。新月広場から銀川駅を経由して沙湖へ行くバスの出発時間は9:30。沙湖から銀川駅、新月広場と戻ってくるバスの出発時間は16:00。繁忙期でなければ、バスの出発時間前に乗車場所へと行ってもその場でチケットが買えるはず。繁忙期であれば、事前にチケットを買っておいた方が良い。また、Wechat payやAlipayなどのネット決済を使えて中国語もある程度わかる人は、Wechatで「宁夏旅游景区直通车」の公式アカウントにアクセスすると、ネットで直接チケットを購入できる(バスの予定や時間なども確認できる)。

 

★寧夏博物館(宁夏博物馆)

 

■どんな場所/感想

寧夏回族自治区で一番大きな総合博物館。歴史、民俗、自然、芸術などに関する展示がある。けっこう見応えのある展示も多い。特に、この地域で有名?な岩画を集めた展示や、寧夏の周辺でどのように歴史が展開してきたのかを時系列的に見れる展示などはおもしろかった。

■オープン時間

9:00-17:00

*所要滞在時間の目安=1-2時間くらい

*月曜日閉館

■料金

無料

■行き方

路線バス:12、33、38、301、509路バスなどで「宁夏博物馆站」バス停

路線バス:33、38、301路バスなどで「广场东路站」バス停

路線バス:16、17、39路バスなどで「人民广场站」バス停

 

★鼓楼

 

■どんな場所/感想

銀川市の中心部にある大型で立派な中華風建物。昔は城門の開閉のために使われていたらしい。今は上に登って観光することができる。また、鼓楼の前にある通りは銀川随一の繁華街。鼓楼は昼じゃないと中には入れないが、夜のライトアップが特にきれい。

■オープン時間

9:00-17:00 (16:00最終入場)

*所要滞在時間の目安=30分くらい

■料金

無料

■行き方

路線バス:1、11、12、29、34、521路バスなどで「鼓楼站」バス停

■その他

▷夜にはライトアップがある

 

★承天寺塔

 

■どんな場所/感想

清時代に建てられた古い塔。寧夏にある塔の中では最高らしく、約60m。観光客は塔の内部を登ることもでき、塔の上からは銀川の町並みが見渡せる。

■オープン時間

9:00-17:30

*所要滞在時間の目安=1時間くらい

■料金

10元

*塔を登るには別途20元必要

■行き方

路線バス:17、25、32、33路バスなどで「西北塔站」バス停

路線バス:19、23、40路バスなどで「西塔站」バス停

■その他

▷夜にはライトアップはない

 

★玉皇閣

 

■どんな場所/感想

近くにある鼓楼に似た大型で立派な中華風建物。およそ600年ほどの歴史があると言われている。今は上に登って観光することができる。夜のライトアップがきれい。

■オープン時間

9:00-17:00 (?)

*所要滞在時間の目安=なし

■料金

無料

■行き方

路線バス:22、28、29、43、45、311路バスなどで「玉皇阁北站」バス停

■その他

▷夜にはライトアップがある

 

★海宝塔寺

 

■どんな場所/感想

銀川の中心部からは少し北の方に離れたところにある海宝公園内にある寺院。約54mの塔があり、それは承天寺塔のものに良く似ている。寺院自体もけっこう年季が入っていて良い感じ。ただ、塔は以前の地震の影響でいまは登ることができないらしい。

■オープン時間

9:00-17:00

■料金

10元

■行き方

路線バス:4、30、311路バスなどで「海宝塔寺站」バス停

■その他

▷海宝塔寺がある海宝公園は湖や運動スペースなどもあり、市民の憩いの場となっている(公園は入場無料)

 

★沙坡頭(沙坡头)

 

■どんな場所/感想

銀川市の南方200kmくらいの位置にある「黄河と砂漠の両方を同時に臨めることができる絶景」として有名な場所。正確には中衛(ジョンウェイ)/中卫/Zhongweiという町にある。ここは宣伝用の写真もかなり絶景(黄河の横にある砂丘でラクダが歩いていて周りには山や森があるみたいな)だったので、かなり期待をして行った。

しかし、結論から言うとこの場所は写真の美しさとははるかにかけ離れており、全然きれいでもおもしろくもない。もしかすると昔は写真のような自然な美しい風景が見られたのかもしれないが、今では金儲けをするためのあらゆるアトラクションが作られており、自然を楽しむ場所というよりは「川沿い大砂場テーマパーク」といった感じだ。黄河には様々なボートが走っており、「砂漠」には大すべり台やリフト、エスカレーターが設置され、ラクダやバギー、ジープなどが走り回り、空にはバンジージャンプやジープラインをする人が飛んでいる。そのようなアトラクションを期待して行くのであれば良いのかもしれないが、そうでなければ最悪だ。自分は銀川から4時間もかけて行ったにも関わらず、つまらなすぎて全然やることがなかった。そのため、沙坡頭は銀川から行けるすごく良い場所として有名だが、行くことはおすすめしない。

■オープン時間

8:30-18:00

*所要滞在時間の目安=2-4時間

■料金

80元

*それぞれのアトラクションや施設内の電動カートは追加料金

■行き方

銀川の旅行会社が運営している直通バスを使うのが便利。使いやすそうなのは、「宁夏旅游景区直通车」というバス。銀川から郊外にある主要観光地への直通バスを運営している。このバスに乗るには、銀川駅(银川火车站)前にある「旅游集散中心」という場所でチケットが買える。チケットは往復100元。バスの乗車場所は、新月広場か銀川駅前にある「旅游集散中心」か選べる。新月広場から銀川駅を経由して沙坡頭へ行くバスの出発時間は8:00。沙坡頭から銀川駅、新月広場と戻ってくるバスの出発時間は17:00。繁忙期でなければ、バスの出発時間前に乗車場所へと行ってもその場でチケットが買えるはず。繁忙期であれば、事前にチケットを買っておいた方が良い。また、Wechat payやAlipayなどのネット決済を使えて中国語もある程度わかる人は、Wechatで「宁夏旅游景区直通车」の公式アカウントにアクセスすると、ネットで直接チケットを購入できる(バスの予定や時間なども確認できる)。

銀川や他の都市からアクセスする場合、鉄道で沙坡頭の最寄駅である中衛駅(中卫火车站)まで行き、駅から1kmくらい離れた鼓楼あたりから路線バス:2路バスで沙坡頭の入口まで行くことができる。帰りも同じ2路バスが中衛駅付近にある鼓楼まで走っている。所要時間は50 分くらいで、5元。

■その他

▷沙坡頭の入口前にある駐車場では、銀川へと戻る直通バスの客引きをしている人もいる。

▷園内はそこまで大きい訳ではないので、どの見どころへも歩いて行くことができる(黄河区と砂漠区の間には無料の送迎バスあり)。そのため、園内の電動カートを買う必要はない。

 

その他の見どころ

市内からはけっこう離れるが、遠い郊外まで行くと他の見どころもある

1. 中華回郷文化園(中华回乡文化园)

▷回族やイスラム建築文化、宗教などについての展示がある場所。回族に関する博物館としては全国最大のものがある。写真では良い感じに見えるモスク風建物などがある。

2. 黄河古渡

▷黄河とその周辺にある砂丘的な場所を一緒に見える場所。「宁夏旅游景区直通车」というバスが直通バスを運行している。

3. 南門楼

▷南門広場にある仏閣みたいな建物。夜にはライトアップあり。

 

ホテル

銀川には外国人が泊まれるホテルが少ない(中国では法律の規定により、外国人が泊まれるホテルと泊まれないホテルがある=外国人は比較的「良い」ホテルにのみ宿泊を許可されている傾向がある)。特に、外国人が泊まれるドミトリーは全然見つからない。比較的高く良い感じのホテルはまあまあある。その中で、自分が泊まったものと他の良い感じのホテルをリストアップしておく。

*銀川で宿泊におすすめのエリアは、町の中心部/繁華街に位置する「鼓楼」の周辺。郊外の見どころへ行きやすい場所が良いのであれば、観光バスが発着する「新月広場」の周辺がおすすめ。

*ネットで見つけた外国人OKのホテルの中からおすすめを紹介しているが、実際に行ってみると外国人NGと言われることもあるので要注意。

 

自分が泊まったホテル

1. 银川云来影视主题文化酒店/Yinchuan Yunlai Film and Television Theme Culture Hotel

▷100-150元くらいで泊まれるホテル。部屋は清潔で快適。映画がテーマとなっており、映画に関する装飾が多い。また部屋にはプロジェクターがあり、無料の映画ラインナップや自分のスマートフォン・パソコンの映像を投影できる。ただ、町の中心部や駅など全てのものから遠く、おすすめはできない(自分は大型休暇中に銀川に行き、泊まる場所がなかったため仕方なくここに泊まった)。

 

その他良さそうなホテル

2. 锦江之星(银川鼓楼店)/Jinjiang Inn Yinchuan Gulou

▷150元以上で泊まれるけっこう良い感じの大手ホテルチェーン。見どころやレストラン、ショッピングなどが集まった町の中心部(鼓楼)のすぐそばにあり非常に便利。かなりおすすめ。

 

3. 银川国贸中心假日酒店/Holiday Inn Yinchuan International Trade Centre

▷600元くらいするが、かなり良い感じの欧米大手ホテルチェーン。5つ星ホテルらしい。見どころやレストラン、ショッピングなどが集まった町の中心部(鼓楼)にも近いのでとても便利。かなりおすすめ。

 

レストラン

ミドルキングダムの食べログ「大众点评」の、銀川のレストラン・トップ5を紹介します!(*名前を中国の地図アプリ-百度地図や高徳地図-などへコピペすると場所や時間などをもっと詳しく調べられます)

大众点评のトップ5

1. 红柳枝滩羊烧烤(串焼きなど)

2. 国强手抓(西北料理)

3. 小叶手抓(西北料理)

4. 老毛手抓(西北料理)

5. 迎宾楼(中国料理)

 

その他の情報

■この町の感想とおすすめ度

おすすめ度: あまりおすすめではない

▷銀川郊外にある見どころはわるくもないが、すごくおもしろくておすすめかというと必ずしもそのような訳ではない。西夏王陵や镇北堡西部影城、賀蘭山岩画など、好きな人・興味のある人にはおもしろいかもしれないが、そうではない人にはおもしろくないと思う。また市内の見どころもわるくはないが、そこまで何かすごいものがあるという訳ではない。

 

■この町を旅する難易度(個人旅行)

易しい・少し易しい・普通・少し難しい・難しい

▷地下鉄はないが、市内バスと郊外の見どころへのバスはしっかりと整備されているので、どこに行くにも不便はない。バスの乗り方さえしっかりと調べておけば自分で回るのも簡単。

 

■所要日数の目安

▷市内の見どころは1日で全て回ることも可能。それプラス郊外の見どころを何個見たいかによって所要日数が変わる。西夏王陵、镇北堡西部影城、賀蘭山岩画に関しては、観光専用バスに乗るあるいはタクシーをチャーターすれば1日で回れる。

 

■その他情報

▷10月中旬から4月上旬の間は観光のオフシーズンとして郊外への観光バスなどが停止あるいは減便するので、冬の間に旅行するのはおすすめできない

▷市内にレンタルバイクは沢山ある

 

 

 

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