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四川省(スチュアン省)/四川省/Sichuan Province
ラルンガルゴンパ/色达喇荣五明佛学院/Larung Gar
アチェンガルゴンパ/亜青寺/Yarchen Gar
中国四川省の奥地にあるラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパ。
その超絶景はまさに「死ぬまでに絶対に行きたい場所」。
しかし、いろいろと情勢がよろしくないため、両方とも外国人の入域が禁止されてしまった。
「もう行けない絶景」となってしまった。
でもやっぱり行きたい!(行けるようになってほしい!)
そこでいろいろとラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパについて知っていること、聞いたことをまとめておきます。
自分は2016年春と2019年冬に四川省西部のいわゆる東チベットを旅していました。
ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパの観光マップ
旅人たちから「東チベット」と呼ばれる秘境に、ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパはある。厳密にいうと、東チベットとは四川省内部の西側にあるチベット族自治州のことで、その隣のチベット自治区とは異なるが、そこには3000-4000m級の高山地帯があり、チベット族の宗教や文化が根付いている。
東チベットでは雄大な自然とチベット文化を見ることができるさまざまな場所があるが、その中でも特にすばらしいのがラルンガルゴンパ(中国語では色达喇荣五明佛学院)とアチェンガルゴンパ(中国語では亜青寺)。どちらも最高にすばらしいチベット仏教都市で、世界でも唯一無二の最高にすばらしい絶景もある。
ただ、2020年になっても両地域への外国人の入域は禁止されたままなので、今となっては「もう行けない絶景」となってしまった。少しでも近い将来、最大限本来の姿が保たれたラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパが開放されるといいのだが…
ラルンガルゴンパは「天空宗教都市」とも称されるチベット仏教の聖地で世界最大の仏教学院でもある。四川省の色達(セルタ)という町の郊外(車で30分くらい)にあり、以前はただの辺境の地だったが、チベット仏教の高僧が弟子とともにこの地に移り住んで以来、多くのチベット仏教僧も移り住むようになり、巨大仏教学院へと変貌した。
ラルンガルゴンパでは4000m級の高地にチベット僧の真っ赤な住居が所狭しと並ぶ。4万軒ほどあるとされる真っ赤な住居はとにかく多いので、山の斜面に張り付いた町全体が真っ赤に見える。
ラルンガルゴンパは写真を見たら一瞬でわかるように、いまだかつてない超絶景の世界。どこを見ても真っ赤な住居が果てしなく続いていて、町には赤い僧服を着た多くのチベット僧がいる。4000m級の高地というだけあって周りの山の景色もすばらしい。
ラルンガルゴンパは仏教学院なので、主な見どころとしてはチベット仏教寺院や真っ赤な町並み。また、チベット仏教僧の修行や生活が垣間見えるのはとても興味深いし、現役のものとしては世界でも数少ない「鳥葬」(遺体を鳥に食べさせて葬る儀式)も見ることができる。
特に鳥葬は、時代の流れとともにいつ規制・廃止されることがあるかもわからないので、現地に行ったときにまだやっているようであれば見に行くことをおすすめする。
参照:http://bbs.fengniao.com/forum/10167182_1.html
アチェンガルゴンパは多くの尼僧が集まる「男子禁制の島」があるチベット仏教の聖地。四川省の甘孜(ガンゼ)という町から車で2時間ほどの場所にある。標高4000m近い高地の奥に、多くのチベット仏教寺院とチベット仏教僧の住居がある。
町の中心部に川が流れていて、それが町の一部を島のように囲んでいる。その島の内側には大量の尼僧の住居が所狭しと並んでいて、島の一番外周を除いて基本的に島には女性しか入ることが許されていない。
かなり奥地にあるアチェンガルゴンパは行くのが大変で観光客も少ないないため、かなり秘境感・本物感のあるすばらしい場所。主な見どころとしてはチベット仏教寺院や尼僧の島などがある。チベット仏教僧の修行や生活が垣間見えるのはもちろん、アチェンガルゴンパでも「鳥葬」(遺体を鳥に食べさせて葬る儀式)を見ることができる。
ラルンガルゴンパの鳥葬が目隠しをして実際に遺体が鳥にどのように「葬られている」のか見えない一方、アチェンガルゴンパの鳥葬はなんのカバーもなく直接すべてを見ることができるので、本当に鳥葬が見たければアチェンガルゴンパのものがかなりおすすめ。
鳥葬は時代の流れとともにいつ規制・廃止されることがあるかもわからないので、現地に行ったときにまだやっているようであれば見に行くことをおすすめする。
「赤い天空宗教都市」としてその唯一無二の絶景で多くの人を魅了してきたラルンガルゴンパ。四川省の秘境にあるにもかかわらず、ラルンガルゴンパを訪れる日本人は多かった。しかし、ラルンガルゴンパは「政治的な理由」から不安定な状況に陥ることがたびたびあり、ことあるごとに外国人の入域が禁止されてきた。
2016年夏以降から外国人の入域が再び禁止されるようになり、2019年冬時点でも未だに禁止されたままである。しかし、中国人観光客は今でもラルンガルゴンパを訪れることができるので、彼らがネット上に投稿したような写真は出回っている。
外国人の入域が禁止中のラルンガルゴンパでは、主に町の「改造」が行われている。それまであった建物などが取り壊され、新しい建物などがつくられている。
自分は2016年春にラルンガルゴンパへと行ったことがあるが、そのときの町並みと2019年の町並みを比べると、たしかにところどころ見てわかる変化がありそれは残念。しかし、ラルンガルゴンパはかなり規模がでかいので、全体としてみるその絶景はまだ残っているといえる。
そのため、近い将来にまたラルンガルゴンパが開放されれば、まだマイナーチェンジの状態でラルンガルゴンパの絶景を見ることができそう。とにかく、これから残念な改造がないことを願う。
ラルンガルゴンパへの外国人の入域が禁止されたあとに、「まだ行ける東チベットの絶景」として特に人気になっていたアチェンガルゴンパ。しかし、アチェンガルゴンパも2019年4月に外国人の入域が禁止された。
もっと厳密にいうと、なんとアチェンガルゴンパでは、外国人だけではなく、中国人も含めたあらゆる部外者の入域が禁止された。そのため、中国人観光客でさえもアチェンガルゴンパを訪れることはできない。
部外者完全入域禁止とされたアチェンガルゴンパでは、町の「大改造」が行われている。まだあまり知られていないが、町のかなり多くの建物が取り壊され、多くの人が町を去ったとされている。特にアチェンガルゴンパの一番の特徴であった、大量の尼僧が居住する男子禁制の島では、相当な量の建物が取り壊され大部分が更地となっている。
建物を取り壊して更地にされた場所にこれからどのような新しい建物などがつくられるかは不明だが、いずれにしてもアチェンガルゴンパのそれまでの姿は大きく失われつつある。つまり、アチェンガルゴンパでは景観が大きく変わってしまう可能性が高い(2019年冬時点では寺院などの建物は影響されていない様子)。
そのため、近い将来またアチェンガルゴンパが開放されたとしても、一部を除いていままでのような景色を見ることはもうできなそう。そのような中でも、アチェンガルゴンパの独特さ、美しさ、荘厳さがなんとか最大限残され、また近い将来訪れることができるようになることを願ってやまない。
入域禁止の意味とは、「ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパに近づくことすらできない」ということ。ラルンガルゴンパの場合は、ラルンガルゴンパとその隣町・色達(セルタ)に行くことができない。アチェンガルゴンパの場合、アチェンガルゴンパがある亜青寺に行くことができない。
ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパに行く方法としてはバスとタクシーがあるが、バスの場合、外国人は入域禁止だということをバスチケットを売る係の人も知っているので、外国人にはチケットを売ってくれない。
近隣の町からのタクシーの場合、ドライバーが外国人では入域できないと知っていても人によってはダメ元で乗せてくれることもあるかもしれない。しかし、どちらも道中に何箇所かのチェックポイントを通過する可能性が高いので、見つかる可能性も大いにある。
現状、ラルンガルゴンパでは外国人の入域が禁止され、アチェンガルゴンパでは部外者(外国人と外部の中国人)の入域が禁止されている。そのため、外国人が観光に行くのは”ルール違反”になる(そのルールがただの口頭の指示なのか法律なのかなどは不明)。
ただ、そのルールを無視してラルンガルゴンパやアチェンガルゴンパにタクシーあるいは乗合タクシーで行く人あるいは行こうとする人はいるみたいだし、実際にたどり着くことも不可能ではないらしい。
しかし、どんなルールであれルール違反になることはなるし、またチェックポイントなどで見つかったときに何が起きるかはわからない。ただ町から出るよう言われるだけかもしれないし、(聞いたことは一度もないし可能性は極めて低そうだが)最悪の場合、罰金とか拘束的なこともありえるかもしれない。
ちなみに、2019年冬に近くの町からタクシーをチャーターしてラルンガルゴンパに入ろうとした日本人グループが、ラルンガルゴンパ近くのチェックポイントで見つかり、出発した町まで追い返されたということは聞いたことがある。
自分の場合、2019年冬に近くの町からラルンガルゴンパの横にある町・色達(セルタ)にバスで行こうとしたところ、外国人にはバスチケットを販売できないという決まりになっていると言われ、近づくことさえもできなかった。ただ、甘孜などの周辺都市に行くことは問題ない。
そのため、外国人の入域が禁止されている間は我慢して行かないほうがいいだろう。アチェンガルゴンパは大変貌してしまいそうだが(2019年の時点でかなりの取り壊しがありすでに手遅れ)、ラルンガルゴンパはオリジナルに近い状態の絶景が近い将来でもまだ見ることができそう。
ラルンガルゴンパ=基本的にすべて無料(入域/寺院/鳥葬など)
アチェンガルゴンパ=基本的にすべて無料(入域/寺院/鳥葬など)
ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパへの行き方をまとめておくが、2019年冬時点では両地域への外国人の入域が禁止されているので、行くことは推奨できない。両地域が再び開放されたときにも下記のような方法で行けると思うので、そのときに参考にしてほしい。
四川省西部の町・色達の郊外にあるラルンガルゴンパへは、成都・康定・甘孜・色達など四川省の周辺都市からバスあるいは乗合タクシーで行くことができる。
▷成都から(バス)
まず、茶店子バスターミナル(茶店子客运站)から「色達」行きのバスで色達(色達県バスターミナル/色达县客运站)へと行く。所要時間の目安は15時間で、263元。色達からラルンガルゴンパへは、タクシーに乗るかラルンガルゴンパへと行く乗合タクシーに乗る。所要時間の目安は30分で、乗合タクシーの料金の目安は一人7元(タクシーはおそらく50元前後)。両方ともラルンガルゴンパの中心部に近い駐車場に着く。
成都へは色達バスターミナルからのバスか、ラルンガルゴンパからの乗合タクシーで戻ることができる。
▷康定から(バス)
まず、康定バスターミナル(康定汽车站)から「色達」行きのバスで色達(色達県バスターミナル/色达县客运站)へと行く。所要時間の目安は11時間で、163元。色達からラルンガルゴンパへは、タクシーに乗るかラルンガルゴンパへと行く乗合タクシーに乗る。所要時間の目安は30分で、乗合タクシーの料金の目安は一人7元(タクシーはおそらく50元前後)。両方ともラルンガルゴンパの中心部に近い駐車場に着く。
▷甘孜から(乗合タクシー)
まず、甘孜の中心部にあるホテルの前にある駐車場(ホテルの名前は忘れたが地図上緑4番の位置)から「色達」行きの乗合タクシーで色達へと行く。ドライバーがラルンガルゴンパまで乗せてくれる場合は、そのまま直接ラルンガルゴンパへと行くことができる。もし最終到着地点が色達の場合は、色達でタクシーかラルンガルゴンパへと行く乗合タクシーに乗り換える。所要時間の目安は30分で、乗合タクシーの料金の目安は一人7元(タクシーはおそらく50元前後)。両方ともラルンガルゴンパの中心部に近い駐車場に着く。
甘孜へはラルンガルゴンパの中心部に近い駐車場で客待ちをしている乗合タクシーで戻ることができるはずだが、日没後などの遅い時間はいなそうなので要注意。
▷色達から(乗合タクシー)
色達の郊外へと車で30分くらいの場所にラルンガルゴンパはあるので、色達からはタクシーか乗合タクシーで行くことができる。乗合タクシーの料金の目安は一人7元(タクシーはおそらく50元前後)。両方ともラルンガルゴンパの中心部に近い駐車場に着く。
*ラルンガルゴンパへの外国人の入域が禁止されている間、外国人は「色達」行きのバスに乗車することができない(バスターミナルでチケットを買おうとしても買うことすらできない)。
*「色達」行きのバスは色達よりも手前にあるラルンガルゴンパの外側にある門の前でも停車する可能性が高く、そこで下車することも可能。しかし、門から町中へは上り坂で歩くと30分以上の距離もある。多くの人は自分の現在地や言葉がわからなかったりで、まずは終点の色達まで行き、そこから改めてラルンガルゴンパを目指す。
アチェンガルゴンパへは、四川省西部の町・甘孜(ガンゼ)からバスあるいは乗合タクシーで行くことができる。甘孜の中心部にあるホテルの前にある駐車場(ホテルの名前は忘れたが地図上緑4番の位置)からバスと乗合タクシーが発着している。
バスは午前中に2便(目安としては8:00と11:00)ほどあるようだが、アチェンガルゴンパへの部外者の入域が禁止されて以降、バスが減便あるいは停止することがあるらしい。そのため、アチェンガルゴンパが再び開放された後にバスで行くとしても、現地で最新の運行状況を確かめる必要がある。
乗合タクシーはミニバンのような車に人が集まると発車する。駐車場には多くのドライバーがいて客に行き先を聞いて回っているので、アチェンガルゴンパのある「亜青寺(中国語発音はヤーチンス=Yaqingsi)」に行きたいと言えば伝わる(ヤーチンとだけ言っても伝わる)。
「亜青寺」へと行く乗合タクシーはそこそこあるはずなので、朝の適当な時間に駐車場に行けば乗れるだろう。
アチェンガルゴンパから甘孜へと戻るにもバスあるいは乗合タクシーに乗る。バスと乗合タクシーは町の入口周辺から発着しているはず。
入域禁止後にどのような変化があるかはまだわからないが、甘孜へと戻るバスと乗合タクシーは日が落ちる前にはほぼなくなるので、夕方には帰りの手段を見つけたほうがいいだろう。
ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパでは外国人が宿泊できる宿が数軒しかないが、それでも朝日や夕日、夜景などのすばらしい光景を見るためには現地で宿泊することが絶対におすすめ。
ラルンガルゴンパの場合は、外国人の泊まれるホテルがおそらく1軒しかない。それは「喇栄賓館」というホテルなのだが、シャワーがない・共用しかないトイレが汚い・かなり寒い・Wi-Fiがないのであまり居心地は良くない。
しかし、ラルンガルゴンパに滞在するためにはしょうがないだろう。また、少なくともホテルは中心部に近い丘の上にあるので景色はすばらしい。
ラルンガルゴンパから車で30分ほどの色達に滞在することも可能だが、観光がかなり不便になるのでおすすめではない。ただ、色達からバスなどで他の都市に移動する場合は、前日には色達に宿泊しておいた方が動きやすい(四川省西部のバスは早朝発のものが多い)。
アチェンガルゴンパの場合は、数軒の外国人の泊まれるホテルがあるらしいが真相は不明。少なくとも町に数軒のホテルは存在するので、現地で外国人でも泊まれるか聞いてみるといいだろう(甘孜や成都のホテルにいる中国人スタッフに聞いてみるのもあり)。
もしアチェンガルゴンパで宿泊できるホテルが見つからない場合は、車で2時間ほどの距離にある甘孜に泊まる必要がある。甘孜には外国人でも泊まれる安宿とホテルがある。
1. 喇栄賓館(ラルンガルゴンパ内)
▷4つのベッドがある1部屋が160元くらいのホテル。おそらくラルンガルゴンパで唯一外国人を受け入れることができるホテル。ラルンガルゴンパの丘の上にあるので景色はすばらしいが、シャワーがない・共用しかないトイレが汚い・かなり寒い・Wi-Fiがないのであまり居心地は良くない。
*2020年1月時点、中国のホテル予約サイトで検索しても見つからないので、今でも営業をしているかは不明
2. 旅行杂货铺青年旅舍(甘孜)
▷30元前後でドミトリーに泊まれるホステル。ホステルのオーナーはラルンガルゴンパやアチェンガルゴンパの最新情報や行き方などに詳しくとてもいい人。場所は甘孜の康北バスターミナルのほぼ目の前にありとても便利。また、ベッドには電気マットがあり、シャワーもしっかりと温水が出るので最低限の寒さ対策はできる。このホステルを拠点にアチェンガルゴンパやラルンガルゴンパを日帰りすることも可能。かなりおすすめ。
■ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパのおすすめ度
おすすめ度: 超おすすめ
どちらも世界でも唯一無二のすばらしいチベット仏教学院と景観がある。また、どちらもチベットからほど近い秘境にあるので、周りの自然もすばらしい。間違いなく中国を代表する超絶景のひとつ。
■この町を旅する難易度(個人旅行)
易しい・少し易しい・普通・少し難しい・難しい
「秘境だ」とよくいわれるし実際にそうなのだが、現地へと行く交通手段は必ずしも難しくない。
ラルンガルゴンパの場合、中国の大都市のひとつ・成都からバスに乗ればもう到着する(時間は15時間ほどかかるが…)。アチェンガルゴンパの場合、成都からまず甘孜へとバスで行き、そこからバスか乗合タクシーに乗り換えるだけ(成都から辿り着くまで1日以上かかるかもしれないが…)。
少なくとも交通手段はしっかりと整っているので行くのが「難しい」というわけではない。ラルンガルゴンパもアチェンガルゴンパも、正確には行くのが「大変」なだけだ。
■所要日数の目安
ラルンガルゴンパの場合、寺院や町並み、鳥葬、朝日、夕日、夜景などをみるため現地では2日間はあったほうがいいだろう。それプラス、成都とラルンガルゴンパの交通には片道それぞれ丸1日などが必要になる。
アチェンガルゴンパの場合、寺院や町並み、鳥葬などを見るのは甘孜からの日帰りでも可能だが、朝日や夕日、夜景などもとてもきれいそうなので、できれば現地で1泊するのがいいだろう。それプラス、成都から甘孜へのバス移動に片道丸1日必要で、甘孜からアチェンガルゴンパへの移動にも2時間ほど必要。
■ベストシーズン
ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパのベストシーズンは夏(6月-9月くらい)。自分は5月と10月に現地とその周辺に行ったことがあるが、どちらも凍えるほど寒くて辛かったので、秋や冬に行くのはおすすめできない。ただ、夏は雨季で雨も降るということなので、6月か9月あたりがベスト中のベストかも(?)。10月以降は雪も頻繁に降る。
■その他
▷ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパは標高4000mほどの高地にあるので高山病対策(薬など)や防寒着は必須
▷成都にある外国人の集まるホテル/ホステルは、ラルンガルゴンパやアチェンガルゴンパなどの東チベット、チベットなどの最新情報を知っている可能性が高いので、実際に行く前に成都で情報収集するのもあり。あるいは、上の「宿泊情報」の欄に挙げた甘孜にあるホステル「旅行杂货铺青年旅舍」もラルンガルゴンパやアチェンガルゴンパの最新情報などをよく知っている。また、位置的に康定や理塘などにある外国人の集まるホテル/ホステルも多少なりとも情報を知っている可能性がある。
▷炉霍や馬爾康などの町からラルンガルゴンパ/色達を目指す人もいるが、どちらも小さな町で外国人を泊めてくれてくれる宿も少ないのでおすすめできない。
1 Comment
2011年5月甘孜(ガンゼ)約束の朝5時30分にバス停へ行きマイクロバスで市の中心で、8人乗りの配送荷物の車に乗り替え、結局6時30分出発、最初の2時間は舗装されていたが、途中山道は石ころだらけで、最後2時間ほどは穴だらけの草原道で亜青寺(アチャンガル)に到着したのは12時過ぎていた。途中寺近くまで来た時、ドライバーに乗客のチベット人と共に50元要求された。マイクロバスで料金は支払い済みだと抗議したが、あの車と別料金だと押し切られ、払いざる得なかった。6時間掛かった。東日本大震災の祈願巡礼に来たので、幹部が上海領事館に連絡をされ、公安員の許可を得て2泊3日滞在し、法王様に無料で祈祷して頂いた(普段1祈祷100元だそうだ)。料金元:行き車代50+50、2泊80、朝食(粥・小包)10、飲料水5、昼食(そば)8、夕食(炒飯)10、山頂までの車代30(2人)帰り車代50、2泊3日合費約300元でした。宿泊兼コック長はとても世話好きで良い康定市出身でした。